2011年 08月 22日
Wellcom to Michio Hoshino World |
書棚の中の、10年近く前に読んだ星野道夫著「森と氷河と鯨」となんとなく目が合い、
アラスカの写真をパラパラ見ているうちに、これも何かの縁と
netで「長い旅の途上」「旅をする木」「僕の出会ったアラスカ」3冊を注文。
久しぶりに星野ワールドを体験中。
著者は私とほとんど同年代。その人生を掛けてアラスカを見つめ、撮り、
数々の珠玉の作品とした。
いま「長い旅の途上」を読み進めていますが、その中で、
「・・・ぼくは泣き叫ぶ息子を見つめながら、“この子は一人でいきてゆくんだな”と
ぼんやり考えている。たとえ親であっても、子供の心の痛みさえ本当に分かち合うことは
できないのではないか。ただひとつできることは、いつまでも見守ってあげることだけだ。
その限界を知ったとき、なぜか・・・」の一文がありました。
彼は単身アラスカで生き、そしてカムチャッカ・クルリ湖畔での最後まで独りで生きた。
もちろん、花が大好きな人生の伴侶を得て、フェアバンクスには下の写真のような
花に囲まれた素敵な家を持つが、組織には従属していない。
星野氏と一杯飲みたかったナ・・・アラスカの氷でロックなんか・・・
うちの子供たちの名前「みんな“一”付けたのもおんなじだよ・・・」なんて言ってね・・・
by canproyoshikawa
| 2011-08-22 23:41
| 日々是好日