2011年 05月 08日
【100,000年後の安全】 |
100,000年後の安全(75分/デンマーク・フィンランド・スエーデン・イタリア/監督:マイケル・マドセン/制作:マジック・アワー・フィルムス)
世界にさきがけて高レベル放射性廃棄物処理施設(永久地層処分場)の建設を決定したフィンランド。
フィンランドのオルキルオトに建設中(2020年完成予定)で、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場=「オンカロ(隠された場所)」と呼ばれる施設に、世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー映画です。
地下500メートルにあるその巨大施設は、高レベル放射性廃棄物が生物に対して無害になるまでかかるという10万年の年月にわたり、放射性廃棄物を保持するように設計されているといいます。また、廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、2度と開けられることはないといわれていますが、想像を超える長期間にわたっての保存が本当に可能なのか、さらに10万年後の地球に暮らす人々まで、その危険性を伝えていく手段についても問題として挙がっています。
安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物を、果たして10万年間も安全に人類が管理できるのかを、フィンランドの最終処分場の当事者たちに問う内容です。
高レベル放射性廃棄物は管理しうるのか?
想定外の地震に対応できるのだろうか?
地下500メートルの、その施設が破壊された時は?
世界にさきがけて高レベル放射性廃棄物処理施設(永久地層処分場)の建設を決定したフィンランド。
フィンランドのオルキルオトに建設中(2020年完成予定)で、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場=「オンカロ(隠された場所)」と呼ばれる施設に、世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー映画です。
地下500メートルにあるその巨大施設は、高レベル放射性廃棄物が生物に対して無害になるまでかかるという10万年の年月にわたり、放射性廃棄物を保持するように設計されているといいます。また、廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、2度と開けられることはないといわれていますが、想像を超える長期間にわたっての保存が本当に可能なのか、さらに10万年後の地球に暮らす人々まで、その危険性を伝えていく手段についても問題として挙がっています。
安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物を、果たして10万年間も安全に人類が管理できるのかを、フィンランドの最終処分場の当事者たちに問う内容です。
高レベル放射性廃棄物は管理しうるのか?
想定外の地震に対応できるのだろうか?
地下500メートルの、その施設が破壊された時は?
by canproyoshikawa
| 2011-05-08 06:57
| プロダクトデザイン